オープンサイエンス・ミートアップ

開かれつつある学術の世界をとらえるセミナーやワークショップを開催

The Importance of the Long-Term Observations Made by Amateur Astronomers In the Recalibration of the Sunspot Number (黒点数再較正におけるアマチュア天文家の長期観測の重要性)

  • 近日の状況を鑑み開催の形態を変更いたします。詳細は下記をご覧ください。(2020年2月27日)
  • 新型コロナウィルスへの対応についてページ中程に追記しました。(2020年2月21日)

第37回KYOTOオープンサイエンス・ミートアップのスピーカーはVíctor Carrascoさん(スペイン・エストゥラマドゥラ大学)です。太陽の観測には古来多くのアマチュア天文家が関わってきました。このようなアマチュア天文家の観測データの中でも特に長期間安定したものは、過去400年間の太陽黒点数の復元、さらにはプロキシデータによるさらに長期の復元の基礎データになってきました。今回、Víctor Carrascoさんには太陽観測において、アマチュア天文家が果たしてきた役割と現代科学におけるその重要性についてお話しいただきます。なお、プレゼンテーションは英語で行われますが、質疑応答では適宜世話人が通訳します。


スピーカーからのメッセージ
Sunspots have been systematically observed since 1610, after the invention of the telescope. In fact, the sunspot counting is considered like the world’s longest-running experiment. The sunspot number index is calculated from the number of sunspot appeared on the solar disc and it is the most used index to study the long-term solar activity. Recently, several problems were detected both in the sunspot number and the sunspot group databases. Therefore, they need a revision.
Nowadays, those problems are being addressed by the international community of space climate. In this presentation, several sunspot observation series made by amateur astronomer are presented highlighting their role in the recalibration of the sunspot number index in terms of their long-term stability in comparison with professional observatories working in a shift. Some of these observers with long observational series are David Hadden (U.S.A), Strach (United Kingdom) and Koyama (Japan). These contributions will play a key role to revise sunspot number and its extension to 14th century and beyond, on the basis of cosmogenic isotope with calibration of this index.
日 時  2020年3月2日(月)19:00-20:30
場 所  スピーカーと世話人による意見交換をビデオ配信します。参加登録いただいた方に配信用のURLをお知らせいたします。

FabCafe Kyoto(MTRL KYOTO) 2階(アクセス

人 数  最大19名(先着順)ビデオ配信のため人数制限はございません
参加費  ビデオ配信は無料でご参加いただけます。

会場カフェにて1オーダー(500円〜)
※ 1階カウンターでご注文後、2階にお上がりいただきご自由にご着席ください。

共催  特別研究員奨励費(17J06954)

ビデオ配信への参加登録は以下からお願い致します。
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【レポート】ACADEMIC GROOVE —— 学術を「体感」するということ / シチズンサイエンスで雷の謎に挑む

日 時 2020年1月10日(金)18:30-20:30
プログラム 18:30-19:30:榎戸輝揚さん
19:30-20:30:清水修さん
場 所 FabCafe / MTRL KYOTO 1階

当日のスライドとメモは以下からご覧ください。

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歴史学を拡げる、歴史学で広がる

第36回KYOTOオープンサイエンス・ミートアップのスピーカーは小澤実さん(立教大学)です。


スピーカーからのメッセージ

報告者の専門は西洋中世史、とりわけ9−11世紀に西欧各地を略奪したと言われるヴァイキングです。大学院生時代から今に至るまで、このヴァイキングを中心とした西洋中世史で専門研究者として論文や講義を用意しています。しかしここ数年、報告者は、一見するとヴァイキングや西洋中世史に関するアカデミックな活動とは少し離れた分野で仕事をさせていただくことが多くなりました。「源義経はチンギスハンである」といったような、事実としては間違っているが少なからぬ人に信じられてきた偽史言説に関する論集、専門家の最新説からはやや離れた解釈を記述せざるを得ない高校世界史教科書に関する共同研究、ヒストリーチャンネルの連続ドラマ番組『ヴァイキング 海の覇者たち』やNHKテレビアニメ『ヴィンランド・サガ』の時代考証、歴史学と社会との接点を探るパブリックヒストリーにおける実践活動報告などです。当日の報告では、報告者の来歴と研究内容を簡単に踏まえた上で、歴史学(者)のもつひとつの可能性を共に考えてみたいと思います。

関連動画
日 時 2020年1月24日(金)19:00-20:30
場 所 FabCafe Kyoto(MTRL KYOTO) 2階(アクセス

  • 本イベントは当勉強会が運営し、会場スペースをお借りする形ですので、ご質問等は会場に問い合わせず当勉強会世話人までご連絡ください
  • 当日、1階で別のイベントが行われます。ご参加の場合はお間違えのないようお願いいたします。
人 数
最大19名(先着順)
参加費 会場カフェにて1オーダー(500円〜)
※ 1階カウンターでご注文後、2階にお上がりいただきご自由にご着席ください。

参加登録は以下からお願い致します。
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新春2本立て!ACADEMIC GROOVE —— 学術を「体感」するということ / シチズンサイエンスで雷の謎に挑む

第35回KYOTOオープンサイエンス・ミートアップは2本立てです。

ACADEMIC GROOVE —— 学術を「体感」するということ


清水修さん(Academic Groove Movement)
「ACADEMIC GROOVE」とは、学問の現場に漂う、わくわく感やノリ、すなわちグルーヴのこと。私たちはこのACADEMIC GROOVEを社会に伝えていく「ACADEMIC GROOVE運動」を展開しています。
「記述された知識・情報を伝えること以上に『記述できない情報=グルーヴ』を伝えることが大切である」という思いとともに、ACADEMIC GROOVE誕生の経緯についてお話ししたいと思います。

シチズンサイエンスで雷の謎に挑む


榎戸輝揚さん(京都大学)
太古から私達の身近にあった雷は、実はどうやって起きているのか、その発生の最初の瞬間のメカニズムがよくわかっていません。この長年の謎を解く鍵かもしれないのは、雷や雷雲から最近になって検出されるようになったガンマ線(放射線の一種)です。そして、日本海沿岸の冬の雷雲から、こういったガンマ線が検出されるようになってきました。その観測を狙って、京都オープンサイエンス・ミートアップを立ち上げた世話人の一人でもある榎戸は、2015年に「雷雲プロジェクト」を立ち上げました。雷や雷雲の謎を解くために学術系クラウドファンディングも活用し、金沢を中心にした観測網を構築し、実際に雷や雷雲からの放射線を検出しはじめました。榎戸が1月に理化学研究所・和光キャンパスに異動するのに際して、お世話になってきたみなさんに、これまでの活動の報告と来年度から展開しようとしているシチズンサイエンスへの期待をお話します。

日 時 2020年1月10日(金)18:30-20:30
プログラム 18:30-19:30:榎戸輝揚さん
19:30-20:30:清水修さん
場 所 FabCafe / MTRL KYOTO 1階(アクセス

人 数
最大18名(先着順)
参加費 会場カフェにてオーダー(1点500円〜)
※ 1階カウンターでご注文後、ご自由にご着席ください。

参加登録は以下からお願い致します。
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Combining collective and artificial intelligence to understand the Universe (集合知と人工知能を組み合わせて宇宙を理解する)


第34回KYOTOオープンサイエンス・ミートアップのスピーカーはTilman Hartwigさん(東京大学大学院理学系研究科)です。プレゼンテーションは英語で話されますが、スライドの重要な点は日本語で表示されます。また質問時は世話人が翻訳するので日本語でも問題ございません。

スピーカーからのメッセージ
Artificial Intelligence has experienced a massive increase of interest, both to conduct fundamental research and to improve every-day applications. However, to scientists and the public, artificial intelligence remains opaque and hence causes a sceptical attitude.
Therefore, we are conducting public lectures to explain the principles of AI to the public, the opportunities and risks, and to engage them in programming their own AI-based classification algorithms. Eventually, we plan to develop a series of public lectures to train interested citizens to use AI methods to support fundamental research. In this presentation, I will talk about the main idea and applications of AI for astrophysical research, and present our strategy to develop a citizen science project: “Nothing in life is to be feared, it is only to be understood. Now is the time to understand more, so that we may fear less.”, Marie Curie

(意訳)
人工知能(AI)は大きな関心を集めていますが、科学者にとっても一般市民にとっても不透明であるため懐疑的に思われがちです。そこで私たちは市民向けに公開講座を開き、AIの基本やAIでできること、またそのリスクを説明し、AIのアルゴリズムのプログラミング体験もしてもらっています。
今回のプレゼンテーションでは、天体物理学におけるAIの考え方と応用について説明し、これから開発する市民科学プロジェクトを紹介します。「人生において何も恐れる必要はなく、理解するだけです。今こそより多くを理解すれば、恐れることは少なくなるでしょう」(マリー・キュリーの言葉)

日 時 2019年9月25日(水)19:00-20:30
スピーカー Tilman Hartwigさん(東京大学大学院理学系研究科)
場 所 FabCafe / MTRL KYOTO 1階(アクセス

人 数
最大19名(先着順)
参加費 会場カフェにてオーダー(1点500円〜)
※ 1階カウンターでご注文後、ご自由にご着席ください。

参加登録は以下からお願い致します。
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【レポート】市民の力で生物多様性保全にパラダイムシフトを起こせるか

日 時 2019年7月23日(火)19:00-20:30
スピーカー 藤木庄五郎さん(株式会社バイオーム)
場 所 FabCafe / MTRL KYOTO 1階

当日のメモは以下からご覧ください。
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